◆嘉凪家
およそ500年前の戦国時代から続く家柄。
一度目は200年ほど前に大雨で、
二度目は二次大戦の戦火で書簡の半分以上を失っているため、正確な時期などは不明。
所有地内にある『嘉月(かげつ)川』の祭神である青竜(=清流)を祀る巫覡の一族である。
※嘉月は陰暦三月の異名
一族は主に男系の一族であり、代々の当主もほぼ男であるが、
当主はその世代で男女問わず能力者の候補者から決闘で選出した者となるため、まれに女の当主も存在した。
一族で能力者に覚醒した者は、黒目だったものが直系に近いほど赤銅(赤茶)になる。
直系(赤茶)>分流(青)の割合。
嘉凪、河瀬、辰瀬の三氏族からなる100名ほどの一族であり、当主は常に直系の能力者が継ぐ事が定めづけられている。
(その為、過去に何代かは当主不在の時期があった。その時は影が代理で一族の運営を行っていたと記録にあるが、基本的に能力者は輩出されていたらしい。)
当主になるべき者には、影と呼ばれる秘書的な役割の者と、一族存続のために許婚が三氏族の内から選ばれる風習があるが、昨今では許婚の方は当主候補と近い年齢の者が選ばれるが、名ばかりの存在となりつつある。
影に至っては、今も尚、三氏族の内から輩出されており、一族内での権威の主張となっている為、現在は三氏族の河瀬と辰瀬がこぞって影の輩出に切磋琢磨している。
所在地は神奈川県の鎌倉市東方面
◆成り立ち
戦国時代の混乱期に、雨の多く氾濫した川を治めたとある人物(後の嘉凪一族の初代当主)が起源と言われている。
実は祖はただ単に青龍拳士×呪言士の能力者。
だが、世界結界が出来た後だったので、河川の近くに住んでいた者達は彼が竜神を鎮めたのだと勘違い(むしろ世界結界の影響)し、その者達の説得により現在の神和神社の地に住み、竜神を護る一族と成ったのが現在の嘉凪一族の成り立ち。
◆代替わり
基本的に直系の能力者は全て次期当主の候補者となる。
が、候補者が複数名いる場合は、戦略、力の一番強い者が継承する継承の儀により、互いに争う事で当主を決める。
当主から次期当主への代替わり自体は戦いなどはなく、手続きを含んだ正式な儀式がある。
が、長年能力者としてあり続けた者の中には、「見えざる狂気」に狂わされた者も居た。
その為、当主の座を退かない者を強制的に引き降ろす為の継承の儀が行われた事がある。
◆現在
27代目当主:嘉凪 茂久(かなぎ しげひさ) 76歳 ※3月が誕生日日にちはまだ決めてない(汗)
影:辰瀬 浩一(たつせ こういち) 55歳 ※茂久の影としては二代目
28代目当主:嘉凪 久臣(かなぎ ひさおみ) 13歳 ※まだ次期当主なんで、当主の正式任命はまだ
影:河瀬 彩華(かわせ いろは) 14歳
現当主の嘉凪茂久は嘉凪最高の当主と呼ばれている。
ちなみに綾乃は水属性のみで寄せ、久臣は水・炎の両属性で祓いの能力に長けている。まあ、あんまりシルバーレイン内では関係なし。
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今のところこんなもん。
これからちょいちょい修正していくかもしれん。以上。