こんな事になるまで気がつけなかった自分に腹が立ってしょうがないんだけど、
今はそれに腹立てる事すらも惜しい
指先まで神経を張り巡らして、意識だけを前に、焦りを封じ込める
■説得
焦りを見せてもいい事ないし、
殊更静かに、でも感情は押し殺すような不自然はせずに淡々と相手に問う
「なぜ貴女は私達の邪魔をするの?この先には何も無いんでしょ?
「私達はこの先にあるものを知ってるわ。曜子ちゃん達がいる事も、そして彼女達を捉える存在がいる事も
「貴女は何なの?この先にいるゴーストの仲間?それとも、単に私達が気に食わないだけ?
仲間に気を割いてるのを指摘されたら
「曜子ちゃん達も私には大切な人。好きだから、愛しいから…大事だから守るの。貴女は違うの?
はぐらかされそうになったら
「ふざけないで。貴女に時間を割くのは、時間が惜しいからこそ。
話すつもりがないなら…本当に時間の無駄だと判断するわよ
不殺前提の消極的な射撃攻撃を優先に、回復は要請があれば行なう
でも、女の反応を一番に注意を払いつつ、周囲の皆の状態にも気を割く
もし綾ちゃんの回復が追いつかなくなったら補助する
■攻撃
フォア、もしくは綾ちゃんの判断次第では攻撃を辞さない
「残念だけど、時間切れよ。怨むなら怨めばいいわ。
言うが早いか、結晶輪を手加減なしに放つ
やるなら全力で、遅れを取り戻すように無駄は動きはしない
怨みも呪詛も戦う者の賛辞。全て受け止めるわ