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管理の合間に背後がのらりくらりしてる所です。
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2018/06/18 (Mon)
嘉凪(俗に言う背後):お前さー、あれくらい2人ならフツーにやってんのに、今更恥かしがるとかどういう事さね。

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大衆にさらされてのちゅーとか恥かしいって!(汗)


嘉凪:え、でもあれだけのモノ描いてくださった泉絵師大好きだろ?

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大好きです!
とっても素敵な絵をありがとうございました!FLは今から描きます!

嘉凪:儂も完成してからニヤニヤが止まらん。功刀の叫びも聞いたが、アイツ大丈夫やろか。
 そして奴から依頼されとったSSもでけた。
 儂、何度砂糖吐くかと思ったか… 


そんなワケで、綾乃とイッチーのイチャコラが許せる人だけレッツクリック!
ちなみに連載(?)中のSSとは関係ないよ!あれは…今週末ね!


※ちなみにこのSSは、イッチーが1月31日に帰ってきた依頼の帰り…と言う想定です。
 間に合わずすんません…(ガクリ ←今日は2月7日っす…1週間遅れだと…)





 アパートの階段を上る足取りは決して軽くはなかった。

依頼のある日は居候のリヒャルトを綾乃の実家に預けるので、部屋に帰っても誰もいない。
最初は留守番くらい一人でも出来ると言われたのだが、今ではこの家にいるより嘉凪の家にいることが多い。週末は綾乃が泊まりに来るので気を使ってくれているのもあるだろうが、普段から入り浸っているのを見ると居心地がいいのもあるだろう。

家の鍵を開けてノブを握った瞬間、室内に人の気配がして伊知郎は気を張りつめたが、それも直ぐに拭われた。部屋の中からした気配は彼が慣れたものだったからだ。

「…綾乃?」

 玄関を開けて部屋に入れば、玄関直ぐにある台所で何やら食事の用意をしていたらしい綾乃が振り返る。そして玄関で立ち尽くす家主の姿を認めて柔らかく微笑みながら歩み寄ってきた。

「お帰りなさい。依頼は成こ ― …伊知郎?」

 言葉を遮って、抱きしめてきた伊知郎の様子に彼の腕の中で首を傾げる。靴さえ脱ぐのも時間が惜しいのか、手を伸ばして引き寄せられたので、綾乃はバランスを崩しかけながらもその腕におさまっていた。

一見怪我はない。けれど、何かあったのは行動からも明らか。

「依頼でヘマでもした?」

 そんな事はないと分かっていながらも、ワザと軽い事を言いながら伊知郎を抱きしめて背中を撫でる。

依頼で何かあったのか、それとも依頼で何かを感じて悩んでいたのか分からないが、気が済むまで好きにさせとこうと黙って彼が何かを示すまで待つ事にする。誰にだって人の温もりが欲しい時がある。ましてや彼はその温もりを自分にしか求めない。ならばどうしてそれを無下に扱えるだろうか。

静かに目を閉じて、伊知郎の胸に頬を摺り寄せる。
依頼に行っているとリヒャルトから聞いた時は微かに不安になったのだが、こうして無事に帰って来てくれたのがたまらなく嬉しかった。だから自然と彼を抱きしめる腕の力は強くなる。温かさを少しでも感じていたくなる。

「…君は何故こうも俺を驚かせるのが好きなのだろうな」

 ふと頭上から降ってきた声に、顔を上げようとして…止めた。
落ち込んでいるのならば、人狼に相応しく戦いに関してプライドの高い彼の事だ、きっと沈んでいる顔など自分に見てほしくないだろう。現に伊知郎の両手は少し苦しいばかりに綾乃を抱きしめていて、顔を上げて彼の顔を見上げる事は叶わないから。

無事な顔が見たいのになぁと心の中で呟きながらも、彼の胸に耳を付ける。心音はいつも通り静かに波打っているので、やっぱり怪我もなさそうだ。

「だって伊知郎が黙って依頼行っちゃうんだもの。これくらい可愛いイタズラじゃない」
「俺の所為か」
「そ、自業自得。伊知郎の可愛い恋人さんは、あなたの無事なお帰りを今か今かと不安に思いつつも料理で気を紛らわせていたワケです」

 まあ、半分は本当、半分は彼が帰ってきた時に温かいご飯で迎えてあげたかったからだ。帰ってきた時に温かい灯火が、お帰りなさいの言葉があるのがどれだけ嬉しい事か…失った事があるからこそ、綾乃は知っているつもりだった。

「………そうは言うが、見事に鬱憤は晴らしているようだが?」

 伊知郎の視線の先には台所で作業途中の崩れた形のジャガイモ。どうやらマッシュポテトにするつもりだったらしいが、裏ごしされていないのにも関わらず、見事なきめの細かさだ。あれは明らかに潰していた人物にジャガイモに対する殺意、もしくは恨みが見て取れる。

伊知郎の言葉から視線の先の物が思い当たって、つい苦く笑う。

「…や、あれはやりだしたら何かハマってああなっちゃった。別に誰かさんへの鬱憤を芋に当たってたワケじゃないよ?」
「……そうか。」

 あ、絶対勘違いしてる。と思いながらも、まったく鬱憤が入ってなかったとは言えないので、変に言い訳するのはやめとこうと心の中で誓う。でないと地雷踏みそうだなーと心の中で思ったのは口が裂けても言えない。

「そうですよ。 ちなみに、そろそろ苦しい」

 さすがに痛いほどは抱きしめてこないが、それでもしっかりと伊知郎の強い力で抱きしめられては息苦しくなってくる。

「もう少し我慢してくれ。俺は満足していない」
「あとどれくらいで満足する?」

 伊知郎に抱きしめられたまま首を傾げると、しばらく返事が返ってこないが確かめるように抱きしめなおされて、髪に顎を埋められる。どうやら考えている様子だ。

時間にして1分となかっただろう。綾乃の髪にキスしてみたり、頭を撫でてみたり、抱きしめなおしてみたりしてようやく伊知郎が口を開く。

「どれだけ時間があっても満足出来ない」
「………………もしもーし、もう少しって言ったじゃない。ジャガイモが干からびるー」

 テシテシと背中を叩くと、耳元に楽しげな笑い声が聞こえる。
どうやら色々している間に気が紛れたらしい。その事が嬉しくて、そしてそれを自分が出来た事が更に嬉しくて綾乃もつられてクスクス笑い出す。

彼は自分が笑顔でいてくれると嬉しいと言うが、綾乃も彼が笑顔だと嬉しくて、腕が緩められたのに気が着いてふと顔を上げると、伊知郎の頬にキスをする。

「お帰りなさい。依頼お疲れ様」

 結社の皆にも必ず言う言葉。けれど彼だけにはその言葉に愛しさを加えて、鋼色の瞳を見上げて彼だけにしか見せない柔らかい笑顔で微笑んで告げる。
結社の仲間達の無事もいつだって願っているし、無事に帰って来てくれると嬉しい。けれどそれに加えて愛しさを感じるのは今目の前にいる人だけ。その特別な人の存在が嬉しくて笑みは自然と零れる。

その笑顔を見た伊知郎が言葉に応じるように微笑み、綾乃の後頭部に手を添えて唇を重ねた。胸の中に蟠る気持ちを拭い去るように綾乃に深く口付け、温かく迎えてくれた恋人の機嫌を取る様に頬を撫で、目蓋と額にキスをして柔らかく微笑んだ。

「ただいま ― 綾乃」






                砂糖吐いて死んでまうわ。
                功刀からはちょいちょいキーワードもらっただけで、後、儂の妄想でカバー。
                違ったらゴメンな☆
                そしてリクの「綾乃ちゃんで癒されたい」はクリアしたと思われる。
                
                …まさにリア充爆破ってコイツらの事じゃね?(汗





                
 

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