完全にフライングなのですが、
ちょっと綾乃がどうしようもなく凹みかけてるので先にアップ。
これ書いたら、少しは浮上してくれると信じてるぞ、愛娘。
なので若干文字色が薄いです。
読みたくない人はスルーお願いします。
あんまり読んでも分かり難いかもしれませんが、そこは敢えて伏せてるものなので、
言及しないでください。
これのフォローは、1日以降にでも余力があれば書きます。
(と言いつつ、最有力の日付は3月6日(土)になりそうってどう言う事。)
日付を越えたばかりの時間に、
綾乃は自分の部屋の窓のカーテンを開いて夜空が眺められる外を見上げた。
窓を開ければ、暖かくなってきたとは言え、まだ少し肌寒い風が頬を撫でる。
その風を感じて、涙の気配に目蓋を伏せて顔を俯ける。
約束の日が、もう間近に迫っている。
こんなにも自分は弱かっただろうか。
こんなにも自分は我慢出来ない人間だっただろうか。
何を言えばいいだろう。
何を伝えればいいだろう。
何を 自分は残すことが出来るのだろう。
そんな事ばかり、ここしばらくは頭の中を支配していて、結局何も出来なかった。
もっと何かしら考えて、何か、形なり何なり残す事が出来る時間があったのに、
自分は何もしなかったのだ。
確かに忙しかったけど、結局は逃げたのだ。
ずるいなぁ、と自分に苦笑しか出来ない。
泣いて悲しめばいいのだろうか。
いつもの様に微笑めばいいのだろうか。
残された時間では、出来る事なんて限られているのに、自分はどうしたいのかも分からない。
誰かに相談すればよかったのかもしれないが、
約束があったから本当に誰にも、何も言っていない。
二度と会えない訳ではないと分かっている。
でも
「寂しいよ」
ポツリと零れたのは、言ったって相手を困らせると分かりきっている自分の我侭な気持ち。
でも、紛れもない本音。
きっと当日は泣いてしまうのだろうな、と思いながらも、既に目の奥は熱い。
きっとあの人の事だから、笑顔で見送って欲しいと言われるだろうが、泣いてしまったらどうしよう、と不安にすら思う。
泣くのは慣れていない。 だって、泣けば周囲を困らせてしまうから、泣くのは嫌いだ。
でも、この日ばかりはきっと無理なんだと思う。
だって、既に涙は零れているから。
何て伝えればいいのだろう。
まだ
答えは導けない
とりあえず、
大好きなのは変わらないし、捻くれ者だと思われると悔しいから
…少しくらいは泣いてやろうと思った。
意味分からないですけど、とりあえず今回はここまで。
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