
今回の黙示録が終ったら、俺のバイトを白虎拳士に変える。
嘉凪:はぁ!? お前、何でまた。

前々から効率が悪いとは思ってたんだ。
水練も悪くないけど、白虎で連携狙った方が効率いいだろ?
嘉凪:そりゃそうやけどもさ。
お前、竜神の衛士やろが。白虎の加護得てええんか?

…だから一月考えたんだけどな…
でも、この際、体裁なんて気にしてられないだろ。
嘉凪:彩華が来たからか?

まったくそうじゃないとは言わない。
けど、それが全部でもないさ。
嘉凪:…プールの戦歴か?

まあ、それも一つだな。
でも結局の要因は、アンオフィではLv60(予定)での当主継承が、
オフィシャルではアビの連携が一番だな。
それに伊知にいにレベルは置いて行かれてるし、お前は依頼に出るほど気力が戻ってないしな。
嘉凪:…イッチー比較対象にすんの止めてくれ。
アヤツは別格じゃい。つか、あっちキャラ一人、こっちキャラ三人やぞ。
…依頼の件は申し訳ないけど、まだ無理そうや。プレまとめる元気ねぇ。
つか、急がずとも高1で当主継承やろが、何をそんなに急ぐねん。

…爺ちゃんの時間がないだろ。
70過ぎてるんだぞ?俺の鍛錬に付き合うのもそろそろ辛いだろ。
嘉凪:まあな。

― 話は聞かせて頂きました。
……久臣様、本気ですか?
嘉凪:ほら来た影や。彩華も色々言ったれ!

ここまで来て、「はい、冗談でした」、なんて俺が言うと思うか?

……久臣様がお決めになられたのでしたら、私が申し上げる事はありません。
ですが、後悔されませんか?

しない。
後悔する時は、俺がその力を満足に発揮できない時だけだ。

…そこまでおっしゃるのでしたら、私は補佐するのみです。
嘉凪:わーたよぉ。儂が頑張ればええんやろー?
…綾乃のジョブチェン終た思うたら、今度は久臣かよー…。

俺はバイトだけ。安いものだろ?
嘉凪: ―おま! 儂が最近どんだけ忙しいか分かっとるのか!

私をお呼びになる余裕はおありですのにね。
嘉凪:ぐ…。はいはい、頑張りますー。

申し訳ないとは思ってる。
でも、俺が強くならないと後が大変だからな。
嘉凪:……綾乃呼ばなくて正解やな。
わーた。まあ、本業変わる訳でなし。
好きにしたらええ。 儂は仕事に戻る。

感謝する。
彩華もありがとうな。

いえ、貴方を補佐するのが私の務めです。
お気になさらずに。
…ただ、無理はなされぬよう。

肝に銘じる。
彩華もな。
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そんな訳で、久臣がここ一月悩んでいたのはジョブチェンでした。
小説ではっきりするとか言ってましたけど、嘉凪の手がそれどころじゃないので、申し訳ないですがこのような処置に。
そんな訳で二月最初の黙示録が終了し次第、久臣のバイトを変更します。
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