えー、なんで！？
ちゃんとお節もお雑煮もお餅も食べさせたのにー。
何故減る！！
大晦日から三箇日の間、爺ちゃん（※神主）に着いて回ってたら、
そりゃ体重も減るだろ…
臣はそう言うけど、私は去年（←去年まで次期当主だったので、去年は綾乃が補助だった）言うほど減りませんでしたー。
……ズルイー。
俺、今回が次期当主としての役目初だろ？
それでじゃないか？
それでもずるいー。
と言うか、ちゃんと食べさせてないみたいじゃない！
お節も五段の重箱に目いっぱい作ったのにー……。
もー、こうなったら臣は一月いっぱい餅攻めにしてやる。あと肉。
……俺を太らせてどうするんだよ。
年始の奉納舞の練習し出してから落ちてた気がするから、
綾ねえの所為じゃないって。
だって臣、普通に細いから心配…しかも父さんに似て肉つかないからねー…。
…まあ今から取り戻してもらいましょうか。餅と肉で。お餅とお肉で！（大事なので二回言った。）
そうそう奉納舞と言えば、背後が拙い絵を用意してるらしいよ。
嘉凪：……今月いっぱい待てっつの。
そんなにかかるの？
嘉凪：儂の筆の遅さは分かってるやろが、お前。（汗）
先日やっと下書き終ったばかりやねん。もうちょい待てい。
死ぬなよ？
嘉凪：辛うじて頑張る。（汗）
そんな訳でボチボチ二人の速度も戻し…たい。
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